我流マインドマップのコツ
マインドマップという記述法をご存じでしょうか。マインドマップ(もしくはマインドマッピング)とは、トニー・ブザン氏が考案し、提唱した記述法で、主に何かを発想したり、記憶・記録をする場面で使われることが多いようです。
その特徴は、紙の中央にキーとなるイメージ(絵や言葉)を書き、そこから放射状にブランチと呼ばれる枝状の線を広げながら、キーイメージに関連する言葉、絵を連ねていく書き方にあります。(画像)提唱者のブザン氏によれば、マインドマップは脳の思考法(放射思考)を外面化したものであるため、記述中の発想だけでなく、記述事項に対する理解や、内容を記憶に残す点でも優れているそうです。
自分は、3年ほど前にマインドマップのことをWebで知り、それ以来、アイデアメモや、議事録、読書録などをマインドマップで書いています。もっとも、そのやり方は、かなりの我流で、公認団体の主催するセミナーを受けたこともないどころか、最近になってようやオフィシャルブックを読んだというありさまですから、公認団体でいわれるところの「マインドマップもどき」なのだと思います。
その点をご理解いただいた上で、我流マインドマップもどきのコツを書き出しておくと・・・
- 無地の紙と、インクフローの良いペン(インク切れのないペン)を使う。(とにかくスラスラ、ヌラヌラと書くことのできるペンが重要。2Bの鉛筆でも可)
- 用紙を横長に置き、中心にキーイメージを「絵」もしくは「強調した字」で書く。
- 1ブランチ(枝)1ワード。可能な限り、短く要約した言葉で書く。
- ブランチ(枝)や、ワードの書き方に強弱をつける。(文字の大きさや形、線の太さに波をもたせ、紙の上に3D的な奥行きをつける感じで書く)
- 思いつくがまま、流れるまま、自由自在に書く。(類推、模倣、ダジャレなんでもあり。思考を制約しない)
- 考えすぎない。むしろ時間制限を設けて、どんどん書き出す。
となります。なお、実際のマインドマップ記述法では「色を使う」「絵を使う」ことを勧めていますが、商談中のメモ書きにそんなゆとりはありませんので、自分はあったら良い要素だと思うが、状況に応じて使い分ければ良いと考えています。
ともかく、我流とはいえ、早くマインドマップもどきを習得するコツは、やはり
- 数(枚数)を書くこと
につきます。自分なりに、ああでもない、こうでもないと工夫をしながら書いていくことで、マインドマップの利点である「全体を俯瞰する」感じや、「モレやダブリを防ぐ(MECE)」ということ、「発想を自由に飛躍させる」コツのようなものが掴めてくるはずです。
もちろん、人によってはマインドマップよりも、ピラミッドストラクチャー(ロジックツリー)の方が、発想が出やすい人もいるかと思います。そこは所詮、ツール(手段)なのですから、良いアイデア(結果)を最短距離で出せるやり方を選べば良いのではないでしょうか。自分は、どちらも理にかなった方法だと理解しています。
【余談】
ブザン氏の著者を読んだ限りでは、マインドマップの書き方について、ある程度の多様性を認めているように思います。しかし、公認団体の論理は「すべき」論、「べからず」論の雰囲気が強く、マインドマップのもつ「自由」な感じが、「本を読んで、正しいセミナーを受けた人だけに使える技術です」と、自分には聞こえてしまうのが残念です。
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